弁護士に相談しよう、遺族同士での争い
やあ。私はlobuff(ロブーフ)。ラブラドール・レトリバーをこよなく愛する、相続弁護士です。このサイト相続に特化したいという思いで作られました。子犬は可愛いですが、やがてそんな子犬にも終活の季節がやってきます。
もちろん人にもやってきます。
生前に自分自身の葬儀や墓の準備や、遺産相続を円滑に行うために「終活」を行う人が増えています。終活で大切なことの一つに、残される遺族に確実かつ正確に遺言を伝えることが挙げられます。
遺言には細かいルールがあり、ルールに反した遺言は法律的に無効になってしまいます。
なぜ生前に準備するのでしょうか?それは遺言書の効力を確かなものにするためでもあります。
年老いて認知症を患い、正常な意思能力を欠いた状態で作成された遺言は(相続 弁護士サイトに書き方が詳しく書いていますが)、家庭裁判所に申立をすることで無効となる可能性があります。「残すべき財産なんて無い」と仰る方もおられますが、持ち家があればそれは立派な相続財産です。
物理的に分割することができない土地や建物は、あなたの死後、遺産分割協議で遺族同士が揉めることが多い要因です。
当サイトで紹介している弁護士事務所に一度ご相談いただくのも、あなたが亡き後でご遺族が遺産相続でトラブルを起こさないための対策と言えると思います。
犬猿バトル!遺産分割協議とは?
遺産分割協議は、相続人の全員が同意しなければ成立しない厳格な法律行為です。兄弟のうち一人だけが分割内容に不服があって反対しているからといって、他の全員が多数決で抑え込むことはできません。
しかし、相続財産は大きな不労所得ですから、自分に有利な配分となるように皆が主張をして、深刻なケンカに発展することも少なくありません。
協議が決裂した場合は、まず家庭裁判所に調停の申し立てをします。それでもまとまらない場合は、最終的に審判手続きが行われ、作成される審判謄本によって確定判決と同様の効力が生じます。
特に不服申し立てが行われなければ、審判の結果を覆すことはできなくなります。
遺産分割協議に争いがある場合は、まず管轄の家庭裁判所にある家事相談室に、調停や審判の申し立て手続きや費用について問い合わせましょう。
また、自治体や弁護士会が行っている法律相談会の場所と日程を調べて、参加して相談されることをお勧めします。
lobuffはいつでもあなたを応援する。
(ところで寿命をもっと長くできないものかな。犬。)