Category: 相続弁護士わんわん物語

lobuffは相続弁護士「相談しようよ。安心・確実な終活を」

2016年3月15日

弁護士に相談しよう、遺族同士での争い

やあ。私はlobuff(ロブーフ)。ラブラドール・レトリバーをこよなく愛する、相続弁護士です。このサイト相続に特化したいという思いで作られました。子犬は可愛いですが、やがてそんな子犬にも終活の季節がやってきます。

もちろん人にもやってきます。

生前に自分自身の葬儀や墓の準備や、遺産相続を円滑に行うために「終活」を行う人が増えています。終活で大切なことの一つに、残される遺族に確実かつ正確に遺言を伝えることが挙げられます。

遺言には細かいルールがあり、ルールに反した遺言は法律的に無効になってしまいます。

なぜ生前に準備するのでしょうか?それは遺言書の効力を確かなものにするためでもあります。

年老いて認知症を患い、正常な意思能力を欠いた状態で作成された遺言は(相続 弁護士サイトに書き方が詳しく書いていますが)、家庭裁判所に申立をすることで無効となる可能性があります。「残すべき財産なんて無い」と仰る方もおられますが、持ち家があればそれは立派な相続財産です。

物理的に分割することができない土地や建物は、あなたの死後、遺産分割協議で遺族同士が揉めることが多い要因です。

当サイトで紹介している弁護士事務所に一度ご相談いただくのも、あなたが亡き後でご遺族が遺産相続でトラブルを起こさないための対策と言えると思います。

犬猿バトル!遺産分割協議とは?

遺産分割協議は、相続人の全員が同意しなければ成立しない厳格な法律行為です。兄弟のうち一人だけが分割内容に不服があって反対しているからといって、他の全員が多数決で抑え込むことはできません。

しかし、相続財産は大きな不労所得ですから、自分に有利な配分となるように皆が主張をして、深刻なケンカに発展することも少なくありません。

協議が決裂した場合は、まず家庭裁判所に調停の申し立てをします。それでもまとまらない場合は、最終的に審判手続きが行われ、作成される審判謄本によって確定判決と同様の効力が生じます。

特に不服申し立てが行われなければ、審判の結果を覆すことはできなくなります。

遺産分割協議に争いがある場合は、まず管轄の家庭裁判所にある家事相談室に、調停や審判の申し立て手続きや費用について問い合わせましょう。

また、自治体や弁護士会が行っている法律相談会の場所と日程を調べて、参加して相談されることをお勧めします。

lobuffはいつでもあなたを応援する。

(ところで寿命をもっと長くできないものかな。犬。)

lobuffだってトラブル嫌い「遺産相続で揉めないための遺言3つの鉄則」

2016年3月2日

lobuffは今、里親を探している。うちのラブが子供を産んだから。

さて、遺産相続に関して一番強制力が強いのは、ご存じの通り「遺言書」です。しかし遺言は立派な法律行為ですから、厳格なルールがあります。ルールが守られていない遺言書は法的な効力を持たず、無効になることがあります。自筆証書遺言の場合に覚えておいていただきたい3つの鉄則をお話します。

1.遺言者本人が手書きすること

パソコンで打って印字したものは無効です。手書きしたものをコピーして捺印しても無効です。原本である必要があります。

2.日付は年月日まで明記すること

「平成26年10月吉日」「平成26年10月」「10月15日」「80歳の誕生日」などの表記は無効です。客観的に「何年の何月何日のことなのか」が読み取れないからです。

3.夫婦別々に作成すること

夫の遺言書に妻の遺言内容を追記して、署名捺印を連名とした遺言書は無効です。どんなに夫婦仲が良くても、遺言書は一人一通、別々に作成しなければなりません。

これらは自筆証書遺言の場合によく間違える事例ですが、公正証書遺言の場合はまた別のルールがあります。当サイトが紹介する相続問題に強い弁護士にご相談いただければ、事案に応じた適切な遺言方法をアドバイスして貰えるでしょう。

lobuffに依頼せよ「遺産相続の諸手続き-弁護士だけができること」

2016年2月28日

lobuffは泣いている。ラブラドール・レトリバーの寿命が短すぎて。

さて、遺産相続には様々な手続きが必要です。手続きには期限付きのものもありますし、書類の不備があると思わぬ損をすることもあります。親族間でもめないためにも、専門家に相談した上で手続きを進めるほうが良いでしょう。

相続問題を取り扱っている士業には、弁護士や司法書士、行政書士、税理士などが挙げられますが、どこに相談すれば良いのか迷われる方が多いと思います。結論から言いますと、相続調査や遺産分割協議書の作成だけならどの士業でも構いません。ただし、相続関係者との交渉や遺産分割に関する調停を行うことが法律上認められているのは弁護士だけだということを覚えておいてください。

相続はお金が絡む問題です。事務的な手続きだけすれば良いと思っていると、財産の所有権を巡って争いが起きそうな場合に対処ができません。また司法書士が専門とする相続登記や、税理士が得意とする相続税の申告も、弁護士なら一人で行ってくれます。二人以上に別々に依頼するよりも、事情を知っている弁護士に一任するほうが何かとスムーズに解決できるのではないでしょうか。

lobuffは確信する「知らなかった親の借金に無く子供、相続放棄の手続きは弁護士にお任せ」

2016年2月24日

lobuffはね、ラブラドール・レトリバーのしつけに悩んでるんだ。

さて、今日も相続の話さ。

“この20年で、相続放棄の申し立て件数が約3倍に膨れ上がっています。原因の一つに、親が借金を抱えたまま死亡して、親の借金を抱えたくない(返済できない)という切実な現実があろうかと思います。

今後もこの傾向は続くと思われます。そこで問題になるのが、相続放棄に関する手続きです。日常生活で相続の手続きを知る機会はほとんどないと思いますので、今日は2つだけ抑えておいてください。


1.相続開始から3ヶ月間経つと相続放棄できなくなる
2.親が贈与の手続きなしであなたの名義で貯めた預金に手を付けると相続放棄できなくなる


特に注意が必要なのは「2」です。意外なケースが相続財産の処分に該当することがありますので、子供の名義だからといって安易に手を付けるべきではありません。後から親の債務が発覚しても取り消せなくなるからです。自分以外の兄弟が相続放棄した場合も要注意です。下手をするとあなただけが親の負債を全額抱え込むことになりかねません。


相続が発生したら、当サイトが全国から厳選した信頼と実績のある弁護士にご相談ください。”

lobuffは語る「遺産相続は弁護士に相談せよ。長男夫婦に降りかかる究極の選択」

2016年2月15日

今日もlobuffはakbのラブラドール・レトリバーのpvを見ながら、うちのラブに何を着せようか悩んでいます。

いよいよ2015年1月から相続税法が改正されます。改正の概要は別途お話しようと思いますが、「終活」とい言葉が広まっていることからも、多くの人が相続問題を身近な問題として捉えはじめたことは確かです。

相続で問題になりやすいのは遺産分割です。どんなに兄弟仲が良くても、それぞれ家庭を持ったからには自分の家族を守ることが第一優先になります。昔のように兄弟仲良く円満に解決、とはいかないことが多いのです。


典型的なケースが、財産目録に戸建ての住居がある場合です。親の介護で実家暮らしをしてきた長男夫婦には可愛そうですが、財産は兄弟が等しく分割する権利があります。つまり、売却しない場合は兄弟の相続分に相当する金額を支払わなければなりません。どう考えてもモメますよね・・・


こうならないためにも、親が生きているうちに遺言や遺産分割について話し合いを始めることが大切です。ぜひ、弁護士などの相続問題の専門家を有効活用して、今からできることをやっておきましょう。